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2024/10/07 16:33


審査委員長コメント
「伝統工芸技術と宇宙開発技術の先進的な融合は見たことがなくこれからのものづくりを引っ張る存在になる」

大正浪漫の文化に育まれ日本独自の技術として確立された結霜加工。硝子の表面に丹念に膠(にかわ)を施し繊細な温度管理をしながら三十時間以上の時を刻みながら乾燥させるとゆっくりとゆっくりと硝子の表層に氷の結晶のような模様が現れます。結霜模様はひとつとして同じ模様がなく、人々はその装いに魅了されました。伝統工芸技術と最先端技術との融合が、色褪せない艶やかさを未来へと繋いでいきます。


硝子の表面に丹念に膠(にかわ)をほどこし、繊細な温度管理と三十時間以上の時を刻むことにより、ゆっくりとゆっくりと硝子の表層に氷の結晶のような模様が現れます。結霜模様はひとつとして同じ模様がなく大正時代に育まれた和洋折衷の装いに人々は魅了され続けてきました。そして、伝統工芸技術と宇宙開発技術との融合が、色褪せない艶やかな装いとして未来へと語り繋がれていきます。

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