2021/07/31 15:19
削り氷にあまづら入れて、新しき金椀に入れたる。
そう枕草子に記述があるとおり、平安時代にはかき氷が存在していました。同時に“あてなるもの(上品なもの)”として記されていることから、当時とても貴重なものであったことが窺えます。
金椀(かなまり)とは、金属製のお椀をさします。
削った氷を新しい器に盛って、当時の甘味料であった甘葛をかけて。きっとそれは、貴重さも相まって、見た目から非常に美しいものであったことでしょう。
Jewelry•Glassは、視覚から味わう美味しさを大切にしたい思いから生まれた、美味しい味をさらに美しく味わうための器。
それはガラスとチタン、異なる素材の調和によって実現しています。
現代ではすっかり身近なものとなったかき氷を、新しい器で味わってみませんか。
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